製作事例が溜まりまくってしまっていますが・・
今年最後の更新になろうかという状況なのに
まだ全然まとめ切れていません。
手が4本欲しいです。
今年半年、いや今年一年で一番驚いたことかもしれません。
イージーオーダーのボディーなどは2液硬化の
ウレタン樹脂を使用しています。
液体状の主剤と硬化剤を一定比率で混ぜ合わせると
反応が始まり、多くは発熱しながら硬化していきます。
大体、数十分で研磨ができる硬さまで硬化します。
実は主剤と硬化剤の配合割合はシビアで
配合バランスが少しでも狂うと硬化不良や発砲(細かい気泡ができるのです)
という失敗作となってしまいます。
新しいキャスト材料もこの配合がシビアなため、
硬化剤をきちんと図ると同時に、水分に弱いため、
適量を抽出するという目的も兼ね、スポイトを購入しました。
大体、20ccぐらいが一回の計測値でしたので
20ccのスポイトを材料屋さんに依頼しました。
モノが届き、開けてみますと・・・
予想以上に、いや、予想の斜め上を行くかのごとく
スポイトが大きい!いや、これ大きすぎるでしょ!と言うサイズ。
写真でご覧ください。
ノートpcの横幅とスポイトの長さがほぼ一緒。
水鉄砲かっ!と袋に入ったスポイトに突っ込みを入れたぐらいです。
周りの皆に自慢(?)して回りました。
最初は材料屋さんが間違えて納品していたと思っていたのですが、
本当にこのサイズで20cc(20ml)用のスポイトでした。
スポイトはニップル部分(膨らんだとこです)まで
試薬は吸い上げてはいけないんですよ・・
だから20ccでもこのサイズなんです。
と、材料屋さんに半分呆れられながら言われちゃいました。
いや、でも、やっぱし大きい。
この半分のサイズを想像してました。
来年はこれをフル活用で樹脂量産していきます!